腹膜刺激症状
<腹膜peritoneum> 腹壁、横隔膜下面、骨盤壁の内面を裏打ちしている。腹膜の
表面積は1.7〜2平方mにも達し、ほぼ体表面積に等しい。
<腹膜刺激症状> : 腹膜に細菌感染・外傷・出血・化学的刺激などが加わった徴候で、これ
を最も確実に示す理学的所見は、ブルンベルグBlumberg's sign (*1)と筋性防衛
(*2)です。急性腹症の患者でこの徴候があれば、手術の適応となることが多い。
*1) 腹壁を手指でゆっくり圧迫し、急に離した時に疼痛を訴える。とくに離すほうが圧迫する
時よりも激しい痛みのことが多い。腹膜に何らかの原因で炎症を起している徴候で、
反跳痛 rebound tenderness ともいう。
*2) muscular defense : 壁側腹膜に炎症があるとき、腹壁が硬く触れるものをいう。
汎発性腹膜炎では腹部全体が硬化し板状になります。⇒

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